はじめに
Amazonや楽天、公式サイトよりも安く買えるショッピングサイトはないかと探していた今日この頃
「ザキホーム」という大変お買い得なサイトを発見!
掘り出し物を見つけた気分でさっそく購入手続きをしようとしたが、ふと手が止まる
いくらなんでも安すぎないか?
売り切れちゃったら嫌だけど一度調査した方がよさそうだ…
ということで、さっそく調査してみたよ!
ザキホームは安全?
結論からいいます…
調査した結果、なんとザキホームは 偽サイト でした!!!
そして、さらに調べて分かったことが5年以上も前からこのサイトの被害者がいるということ!
お金を騙し取られている方がいてもなお、削除されず残り続ける偽サイト。
非常に許しがたいです。
偽サイトは削除されるどころか、年々増えていく一方です。
そんな中で我々にできることは、偽サイトの見分け方を知って詐欺に引っかからないようにすることです!
見分け方!
漢字
商品紹介文などで「2天以上お貝あげいただくと」のように誤字が散見される場合は注意です。
外国人がテキトーに偽サイトを作成したときに、このようになります。
ただし最近は日本語への自動翻訳も精度が上がっており、この方法では見分けづらくなっています。
※ ザキマートは誤字が無かったため、この方法では見分けられませんでした
URL
検索時に画面上部に表示されるURLでも偽サイトか判別できます。
(スマホのバージョンによっては画面下部にURLが表示されます)
① URLは以下のような形式で表示されます。
<例>
http://○○○.○/・・・/△△△
https://○○○.○/□□□/・・・/△△△?◇◇◇
②「https://」から最初の「/」までの間の文字に注目してください。
<例>
「https://lwxr.fqjusticec.top/index.php?main_page=product_info」の場合
「lwxr.fqjusticec.top」の文字に注目!
※上記の例は、偽サイトURLのため検索しないでください
③ 注目した文字の末尾「.○○○」が大事!
上記の例に記載した偽サイトは「.top」のため、住所やクレジットカード番号などの個人情報は記入しないよう注意してください。
以下の3つだけが安全です。
1 「.com」
2 「.jp」
3 「.co.jp」
ちなみに、現在ご覧いただいているサイトは「https://winwinenjoylifeservice.com/」と表示されるように「.com」のため安全なサイトです。
会社概要
上記の情報から、正社員1人当たりの年間売上高を計算すると37万円!(1億3200万円 ÷ 356人)
売っている商品の原価が全て1円、売上を全て社員に還元すると仮定しても正社員の年収が37万円…
こんな会社がありますでしょうか笑
ザキホームは会社の所在地や電話番号などを記載していましたが、偽サイトの中には所在地すら掲載していないものもあります。
このように会社情報からも偽サイトを見破ることができます。
ググる
まずは「サイト名」でググりましょう!
既に被害者が多数でている偽サイトであれば、情報が出てきます。
次に「会社所在地」や「会社電話番号」でググりましょう。
ちゃんとした会社であれば実在するはずです。
そもそも会社所在地すら記載がない場合は、その時点でアウトです。
ググる時の注意点があります。
それはサイトの公式ページがあるかどうかで真偽を判断することです。
偽サイトは巧妙に詐欺の公式ページを作成するため、会社住所などを調べるためにググるのはいいですが、公式ページの有無でサイトの安全性を判断するのは危険です。
偽サイトで購入した時の対処方法
クレジットカード停止
偽サイトの目的にクレジットカード情報を盗むというものがあります。
そのため間違えてクレジットカードを登録してしまった場合は、急いでクレジット会社に電話しましょう。
クレジットカードのセキュリティコードまで入力してしまった場合は、カード停止処理をすることになると思います。
警察
110番ではなく「警視庁 サイバー犯罪対策課 対策係」に電話しましょう。
ただし、平日の日中しか連絡できないことに注意してください。
・時間: 08:30 ~ 17:15(平日のみ)
・番号: 03-5805-1731
【警視庁】相談ホットラインのご案内
消費者ホットライン
銀行振込で先払いしてしまった場合は、払い戻しが難しいです。
それでも専門の方に相談した方が精神衛生的にも良いため、消費者ホットラインへの電話をオススメします。
・時間: 10:00 ~ 16:00
・番号: 188
【独立行政法人】国民生活センター
【消費者庁】インターネット通販トラブル
さいごに
技術の進歩と共に、詐欺の手口も巧妙なものになっています。
偽サイトはどこにでもあり、気づかずに閲覧していることが多いです。
詐欺によって不幸になる人が少しでも減ってくれればという思いで、当記事を執筆しました。
みなさまの大切なものを守るためにお役に立てれば幸いです。
偽サイトだけでなく、詐欺電話についての記事も作成しました。
よければご覧ください。
コメント